上尾市で農地を購入して新規就農をめざす方へ

―― 新規就農支援制度の要点と、失敗しない農地購入のポイント

「農地を買って農業を始めたい」。これまで長い間、そんなことは無理難題、可能性のない夢でした。ところが、昨年の法改正で、新規就農の面積要件が撤廃されたことにより、じわじわとその夢を叶える方が増えてきました。今回は、そんな皆様の夢への第一歩を後押しするため、上尾市の新規就農支援の考え方と、農地購入時の注意点をやさしく整理しました。一般の宅地と違い、農地は農地法の許可や営農計画など独自の手続きが必要です。ハーバルホームは、地域のネットワークと不動産の専門性で、はじめのつまずきを最小限にし、安全・確実な就農スタートをお手伝いします。

上尾市の「新規就農」支援の基本イメージ

研修・相談の場がある

栽培技術・経営基礎の研修（県・関係機関と連携）
地元農家・JAとのつながりづくり

資金面の後押しがある

機械・施設導入に対する各種支援制度の活用
創業初期の資金計画づくりをサポート

営農の立ち上げを伴走

作目選定、販売方法、販路づくりの検討
地域と調和した営農の続け方を助言

留意：制度は要件あり

居住・就農予定地、営農計画、面積要件などの確認が必要
申請タイミングや書類の不備に注意

農地を「買う」前に必ず確認したいポイント

農地法の許可が前提
購入＝自動で使える、ではありません。農業委員会の許可（原則3条許可）が必要です。
営農計画は現実的に
何を・どれだけ・どう売るか。作目と面積、販売先、収支見通しを数字で示すと審査がスムーズです。
立地・用排水・土壌を現地で見る
水はけ、日当たり、風、周辺の営農状況、農道幅、用水設備の有無は収益と直結します。
地目・境界・越境を精査
一部が宅地・雑種地の可能性、筆界未確定、工作物の越境は早めに洗い出し。測量の要否も確認。
災害リスクと復旧費
浸水・内水・液状化・強風。被災時の復旧費・保険の入り方まで見込みます。
施設・機械の導入計画
ハウス・倉庫・電源・給排水・農機置場の配置計画。必要なら農地転用や建築の可否も事前相談。
資金調達と支援制度の適用可否
自己資金・融資・補助の組み立て。申請時期と要件の整合をチェック。

ワンポイント：「とりあえず買ってから考える」は禁物。
許可の見込み・営農計画・資金計画の三点を先に固めると、後戻りのない進め方ができます。

ハーバルホームに相談するメリット

物件探索と現地適性の目利き（日照・風・用排水・接道・農道幅・近隣状況）
農業委員会・関係機関との事前調整（許可の筋道、必要書類、スケジュール）
営農計画づくりの伴走（作目・面積・収支の初期プラン、販路の仮説）
専門家とチーム連携（司法書士・税理士・行政書士・設計者等による手続
上尾市の「新規就農支援制度」の詳細については、以下のリンクからご覧いただけます。

▶ 上尾市新規就農支援制度（PDF）