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琉球 美の宝庫 / サントリー美術館

 

東京ミッドタウンにあるサントリー美術館に足を運びました。

 

今回の企画展は 「琉球 美の宝庫」です。

 

なかなか触れる機会の無い琉球芸術をしっかりと感じることが出来ました。

 

王朝に伝わる衣装や装飾品、食器などはどれをとっても素晴らしく、琉球王朝の生活に触れることが出来た気がしました。

なかでも生地のデザインはみごとで、当時のデザイン帳はとても洗練されていました。

本土のものよりも余程モダンです。

色彩に対する感覚も非常に優れていると感じます。

 

掛け軸も、大陸と近く交流が密なせいか、水墨画など非常に見事なものでした。

色づかいや描かれた動物の形なども、独得です。

衝立の一部に細長いガラスがズラリと並べてあるもの等、興味深かったです。

良い異文化体験が出来ました。

 

琉球文化、沖縄を尊重する気持ちが高まると、あらためて沖縄をしっかりと尊重して生きていきたいと考えられる様になるようです。

良い展覧会に出会いました。

 

 

東京ミッドタウンの様子

 

 

ショップのシマウマも気になりました。

ジョルジュ・ブラック展 絵画から立体への変容-メタモルフォーシス /パナソニック汐留ミュージアム

過日、パナソニック汐留ミュージアムに初めて足を運んだ。

水曜定休の美術館なので、私と休みがあわず、これまで一度もチャンスが無かった。

今回は、都内に出る仕事のおかげで偶然機会を得た。

目的はジョルジュ・ブラック展だ。

時期により作風が大きく変化しているピカソと違って、キュビズム的作品だけしか思いうかべることの出来ないジョルジュ・ブラック。
そんな彼が手掛けた立体造形、特にジュエリーに焦点を当てた美術展だった。

結論から言うと、残念な美術展だった。

というのも、そもそも作品に魅力が無い。

アイディアを実業家に売ったというか、不得意な領域に手を出してしまったというか、ブラック自身の価値さえ疑問視してしまう作品群であった。

汐留ミュージアムはパナソニックが誇る企業美術館だけあって、さすがに素晴らしい。

展示方法もお金がかかっている。

次回に期待。

写真を変えるカメラの魔法 素敵な写真のつくり方 /  日本カメラ博物館

 

初めて足を運びましたが、小ぶりな博物館でした。

 

分かり易く丁寧な説明が好印象でしたが、企画展自体は、わざわざ足を運ばなくても良いかなといった感じです。

 

しかし入口付近にある、スパイカメラの展示が面白かったです。

 

あいにく撮影出来ませんでしたが、こんなの持っていたら絶対あやしいでしょ!といった感じのカメラばかり。楽しめました。

 

 

展示されていたカメラを撮影しましたが、この写真がピンぼけ!

私のカメラの腕もまだまだ精進しなくてはいけない様です。

 

目の前に、「山本道子の店」という御菓子屋さんがありました。

本店は予約しないと買えない等という噂を聞きました。

知る人ぞ知るお店のようです。

 

 

サンダーソンアーカイブ ウィリアム・モリスと英国の壁紙展-美しい生活を求めて / 群馬県立近代美術館

 

 

「サンダーソンアーカイブ ウィリアム・モリスと英国の壁紙展-美しい生活を求めて」なんだかとても長いタイトルの展覧会でした。

 

英国の壁紙会社が所有する、アンティーク壁紙を集めた展示です。

さすがに歴史を感じます。

自宅にフレスコ画は描けないから壁紙で…って言うような感覚が昔はあったのですね。

現代の日本では、せいぜい壁の一面をアクセントクロスにしてそれ以外は白系のモノトーンに近い壁紙が主流だと思いますが、今回展示された壁紙が作られていた頃には考えられなかったことなのでしょう。

なかなか見ごたえのある作品展でした。

 

個人的には、静物や風景のパッとしない作品を見せられるくらいなら、今回の壁紙の方が余程良かったです。

実際に壁紙も販売されていましたが(大きさはポスター程度)、ポスターに使われている柄は売り切れていました。

 

Soundscape  / AGC Studio

旭硝子がミラノデザインウィークに出展した作品が、京橋のAGC Studio に再現されたと聞いて足を運んでみた。

ガラスで音を反響させた空間は、非常にここちよかった。

癒し。

会場にはガラス製スピーカーなども展示されており、個性的な音色を楽しむ事が出来た。

発売されたら欲しいけれど、高そうな感じ。

会場内に設置されていたガラス製の階段(常設)も良い感じ。

かなりしっかりしたつくりだ。

改めてひとつ教訓を得た。

「ワイヤーや金属(ちなみに踏み板はガラス)などでつくった階段は、どんなにしっかり作っても少し揺れる!」

注文住宅でそんな階段を設置した際、少し揺れたとしても、そういうものだと逆に安心出来る気のする、そんな階段だった。

魅力的だ。

旅する黒澤明 槙田寿文ポスター・コレクションより / 国立映画アーカイブ

 

なかなかの展示会でした。

開館記念の展覧会なんですね。

黒澤明没後20年か。

常設展もかなりよく出来ていて、これはずうっと常設なのか、時々展示替え出来るのか、それ程大きくは無い館の規模を考えたときには、なかなかの力作だ。

倍のスペースを取っても良いような気がする。

川端康成がシナリオに参加したという映画「狂った一頁」が5分ほど流れていたが、なかなか興味を惹かれた。それにしても、本編を見る方法があるのだろうか。

 

後半の企画展は、黒澤明のポスター展。

世界各国のポスターが展示されていて、黒澤明の凄さを改めて思い知らされる。

各国の一流作家によるポスターはそれだけでひとつの作品としての見ごたえがある。

 

この三枚だけ撮影許可あり。

 

こんな小道具や

こんなパネルの展示もあり。

 

ちなみにこのビル、別の階には映画の上映室や

 

世界各国の映画雑誌が読める図書館などもありました。

 

もう一度何度に眠った黒澤明コレクションを見なおそうかと感じさせてくれた展示会でした。

 

 

 

 

21世紀の美術 タグチ・アートコレクション展 / 平塚市美術館

「21世紀の美術 タグチ・アートコレクション展 アンディ・ウォーホルから奈良美智まで」と題された美術展に足を運んだ。

平塚市美術館、辺り一帯は行政施設が集約されている様だ。

 

 


まずはユニコーンがお出迎え。これは常設なのだろうか。

 

 

企画展の入口には大きな作品が展示されていた。

 

この絵が最も印象に残った。

 

 

 

出口にはこんな作品も。

 

 

 

中庭の作品にも惹かれました。

 

 

岡村桂三郎展

大きな木を用いたアートでしたが、こちらの企画展にはあまり興味を持てませんでした。

 

 

館内に配された彫刻にも趣あり。

 

良い展示でしたが、受付などの雰囲気が美術館というよりも、複合施設といった感じで、なんとなく落ちつかない印象を受けました。

21世紀の美術は面白かったのですが、もっと良くなりそうな、ちょっと勿体ない美術館です。

 

ヌード NUDE 英国テート・コレクションより / 横浜美術館

やはり横浜美術館は凄いですね。


企画展も良かったけれど、常設展も素晴らしいものでした。


ロダン 接吻

企画展はこれだけ撮影O.K.でした。

切り口、見せ方ともに充実していました。

モンドリアンの様な展示がありました。

近くで見ると、お部屋の間取りですね。

彫刻も素晴らしいものが多かったです。

最後のこれ!しびれます。

 

 

この美術館、以前は建物の前が水場だった様な気がしますが、無くしてしまったのかな。

ビュールレ 至上の印象派展

会場にコレクターのつとめは、そのコレクションからなにかが感じられること、みたいなビュールレからのメッセージがあった。

日本人だとセゾングループの堤義明を思い出した。

彼らは企業美術館の入口に胸像を飾るような目的で作品を収集していたのではないと思う。

ビュールレのコレクションは色彩にあふれていた。

モネも。

確かにイレーヌは偉大な作品だと思うけれど、この作品展の主役はマネやモネだった。

ドガの彫刻も忘れられない。

安藤忠雄展 挑戦 / 国立新美術館

少し前の話になるが、国立新美術館で開催中の安藤忠雄展に出掛けた。

最近出掛けた展覧会の中で、最もクオリティが高い展覧会だった。

手間もお金もかなりかかっている。

代表作である「光の教会」を会場内に作ってしまうなど、ちょっと考えられない内容だ。
すばらしい。

ここまでくると開館10周年という節目に国がカネに糸目をつけず開催した展覧会だという印象を持ってしまいそうになるが、例えば展示素材の作成や取りまとめの緻密さや、図録すべてに安藤忠雄氏本人の直筆イラストが付属する点など思いの丈もたっぷり詰まっていた。

「人間がひと手間掛けることで、自然の魅力をより一層伝わりやすくする」安藤氏が一貫してこだわってきた建築に掛ける思いが良く伝わる非常に良い展覧会だった。

これから紹介された建築に足を運んでみたいと思う。

島全体が氏の建築といった佇まいの直島はジオラマまでありました。