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ジョルジュ・ブラック展 絵画から立体への変容-メタモルフォーシス /パナソニック汐留ミュージアム

過日、パナソニック汐留ミュージアムに初めて足を運んだ。

水曜定休の美術館なので、私と休みがあわず、これまで一度もチャンスが無かった。

今回は、都内に出る仕事のおかげで偶然機会を得た。

目的はジョルジュ・ブラック展だ。

時期により作風が大きく変化しているピカソと違って、キュビズム的作品だけしか思いうかべることの出来ないジョルジュ・ブラック。
そんな彼が手掛けた立体造形、特にジュエリーに焦点を当てた美術展だった。

結論から言うと、残念な美術展だった。

というのも、そもそも作品に魅力が無い。

アイディアを実業家に売ったというか、不得意な領域に手を出してしまったというか、ブラック自身の価値さえ疑問視してしまう作品群であった。

汐留ミュージアムはパナソニックが誇る企業美術館だけあって、さすがに素晴らしい。

展示方法もお金がかかっている。

次回に期待。

旅する黒澤明 槙田寿文ポスター・コレクションより / 国立映画アーカイブ

 

なかなかの展示会でした。

開館記念の展覧会なんですね。

黒澤明没後20年か。

常設展もかなりよく出来ていて、これはずうっと常設なのか、時々展示替え出来るのか、それ程大きくは無い館の規模を考えたときには、なかなかの力作だ。

倍のスペースを取っても良いような気がする。

川端康成がシナリオに参加したという映画「狂った一頁」が5分ほど流れていたが、なかなか興味を惹かれた。それにしても、本編を見る方法があるのだろうか。

 

後半の企画展は、黒澤明のポスター展。

世界各国のポスターが展示されていて、黒澤明の凄さを改めて思い知らされる。

各国の一流作家によるポスターはそれだけでひとつの作品としての見ごたえがある。

 

この三枚だけ撮影許可あり。

 

こんな小道具や

こんなパネルの展示もあり。

 

ちなみにこのビル、別の階には映画の上映室や

 

世界各国の映画雑誌が読める図書館などもありました。

 

もう一度何度に眠った黒澤明コレクションを見なおそうかと感じさせてくれた展示会でした。

 

 

 

 

県展 / 埼玉県立近代美術館

弊社の杉本さんが県展に入選したので、足を運んでみました。

杉本さんは弊社にて、新築物件の完成写真や、中古の室内写真を担当しているのですが、様々な展覧会で入選経験のあるカメラマンなのです。

牧歌的なとても良い作品でしたが、御本人はそれほど納得なさっていらっしゃらないようなので、あえて写真は掲載しませんが、足を運ばれた方はぜひご覧くださいませ。

企画展としてMOMAS COLLECTIN 第一期という収蔵作品展が開催されていた。

面白い展示でしたが量が少なく少し残念でした。

入場料金100円だから仕方ないか。

屋外の彫刻なども素敵ですよ。

プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光

国立西洋美術館で、プラド美術館展を見た。

学芸員課程を専攻していたときに、西洋美術の講義をよく取っていたので、このあたりは随分見ているのだが、さすがにプラド美術館展となると大作揃いだった。

写真撮影できるところは残念ながら無かったので、ベラスケスが好きな方、是非足を運んでみてください。

 

 

 

 

さて、企画展の話はこれくらいにしておいて、

西洋美術館は、常設展がいつも素晴らしい!

昔はよく常設展だけ見に来ていた。

今回は、新規収蔵作品が随分多く、また見ごたえがあった。

しかも、撮影はダメと書いてある作品以外はすべて撮影可能!

 

マネのモデルでお馴染みベルト・モリゾの新規収蔵作品。

 

小部屋でミロやカンディンスキーのミニ企画展が開催されていた。

この小部屋の規格はいつも素晴らしい。

 

 

出口付近には比較的時代の若い作家のコーナーが、ここが一番のお気に入り。

充実した一時を過ごすことが出来ました。

大したことの無い美術館の企画展にわざわざ出掛けるくらいなら、西洋美術館の常設展を見た方がよほど良い。
一般わずか500円。

 

 

プーシキン美術館展 ー旅するフランス風景画

なかなかの作品揃い。

ポスターなどではモネの「草上の昼食」がピックアップされている。

マネの影響を受けたこの作品も素晴らしいがアンリ・ルソーの「馬を襲うジャガー」のインパクトが強かった。

出口付近は、この作品一色。

マグナム 創設の原点 / FUJIFILM SQUARE

FUJIFILM SQUAREで開催された展覧会「マグナム 創設の原点」に足を運んだのは、六本木駅で偶然広告を見つけたからだった。

ロバート・キャパ、ブレッソン、ジョージ・ロジャー、デビッド・シーモアらが創設した写真家集団「マグナム派」の本質に迫る良い展示だった。

撮影可能なエリアが殆どないため、ここでは紹介することができないが、インターネットなど検索していただくと、きっとどこかで見たことがある様な写真を目にする事が出来るのではないだろうか。

安藤忠雄展 挑戦 / 国立新美術館

少し前の話になるが、国立新美術館で開催中の安藤忠雄展に出掛けた。

最近出掛けた展覧会の中で、最もクオリティが高い展覧会だった。

手間もお金もかなりかかっている。

代表作である「光の教会」を会場内に作ってしまうなど、ちょっと考えられない内容だ。
すばらしい。

ここまでくると開館10周年という節目に国がカネに糸目をつけず開催した展覧会だという印象を持ってしまいそうになるが、例えば展示素材の作成や取りまとめの緻密さや、図録すべてに安藤忠雄氏本人の直筆イラストが付属する点など思いの丈もたっぷり詰まっていた。

「人間がひと手間掛けることで、自然の魅力をより一層伝わりやすくする」安藤氏が一貫してこだわってきた建築に掛ける思いが良く伝わる非常に良い展覧会だった。

これから紹介された建築に足を運んでみたいと思う。

島全体が氏の建築といった佇まいの直島はジオラマまでありました。

エクスパンデッド・シネマ再考 / 東京都写真美術館

先日は恵比寿へ足を運んだ。

エクスパンデッド・シネマ(上映方法そのものが個性的なかたちで製作された映画という解釈の様です)を楽しむ事が出来た。

今ならプログラムによって静止画と動画の組合せやコラージュなど簡単にできてしまう事でも、当時のアナログな手法ではなかなか悩みの多いものであった様子が良くわかった。

なかには本邦初公開というものまであって、どうやら当時は上映できなかったらしい。

大阪万博せんい館で発表されたというマルチプロジェクション作品については、うっかりすると見のがしてしまいそうな場所に展示されていたが、とても興味深かった。

かなりレアな映画を鑑賞する事が出来た。

美術館サイトはこちら


360度に配置されたスクリーンに複数の映写機(スライドプロジェクター)から静止画が映写される。当時の技術で映写のタイミングをどの様にリンクさせているのだろう。
ここだけ撮影O.K.でした。


雨の恵比寿ガーデンプレイス

ウィリアム・ブレイクと神の世界

先月、高崎市美術館で ウィリアム・ブレイクと神の世界 展を鑑賞した。

こういう世界観も好きですね。

最後のコーナーでは、旧約聖書などをテーマとした映画のポスターやコミックの展示がありました。

それにしても高崎市は時々おもしろい展示をしてくれます、さすが。

シャルル・ムンカ絵画展『Lingua Franca』

アンスティチュ・フランセ東京で開催されているシャルル・ムンカの絵画展へ足を運んだ。

わずか数点の展示であったが、なかなか興味深いものだった。

外国人の目から見たアジア文化的なものを消化しきれていない様に感じられた点が、ほんの少し残念でした。

サイトはこちら

施設内の設置されたイスもお洒落。

カフェに置いてあった雑誌のページもお洒落。