【映画三行コメント】コックと泥棒、その妻と愛人


時間を掛けて作り込まれた画は素晴らしい。

ジャン=ポール・ゴルチエの衣装、照明、大道具、様々な事件が起きるトイレや厨房の美術など、それぞれ完成度がとても高い。

はじめて見てから30年ほど経つが、初見の際、ストーリーに感動したのではなく、あまりの映画の完成度に涙が出た記憶がある。