【不動産のヒント】「全国放置空き家増減率マップ」の正しい見方と、大損しないための“早めの処分・活用”のススメ


こんにちは!当社のブログをご覧いただきありがとうございます。

最近、ニュースやSNSで「全国放置空き家増減率マップ」という便利なツールが公開され、不動産オーナーの間で大きな話題を呼んでいるのをご存知でしょうか?

これは、株式会社クラッソーネ(全国空き家対策コンソーシアム)が住宅・土地統計調査のデータをもとに作成したもので、2008年から2023年にかけての15年間で、日本全国の市区町村の「放置空き家率」がどのように変化したかを色別で表した地図です。

「将来、実家が空き家になりそう」「すでに使っていない家を所有している」という方にとって、非常に重要なメッセージが隠されています。今回は、このマップの「本当に正しい使い方」と、損をしないための空き家対策についてプロの視点から解説します!

1. 「赤くなったら急いで売る」では遅すぎる?マップの色の意味
このマップでは、過去15年間で放置空き家率が急増した地域が「赤」、変化がない地域が「白」、減少した地域が「青」で表示されています。

パッと見ると、「自分の地域が赤くなってきたら、慌てて売りに出せばいいのかな?」と考えてしまいがちです。しかし、私たち不動産のプロからお伝えしたい結論は、全く逆です。

「赤くなってから動くのでは、すでに手遅れ(大損するリスク大)」です!

なぜなら、地図が赤くなっているということは、「すでにその地域で空き家が溢れ返っている(供給過多)」という事実を示しているからです。周囲が空き家だらけになってから慌てて売りに出しても、以下のような厳しい現実に直面することになります。

買い手・借り手が圧倒的に見つかりにくい: 需要に対して供給が多すぎるため、購入希望者の完全な買い手市場になります。

資産価値(売却価格・家賃)の大幅な下落: 競合物件が多いため、価格を大幅に下げないと見向きもされません。

解体費用の高騰: 空き家を壊して更地にしようとしても、近年は人手不足や資材高騰により、解体費用そのものが年々上がっています。

つまり、地域が「赤色」に染まってから動き出しても、思うような価格で売れず、固定資産税や維持管理費の負担だけが重くのしかかり続けるという「負動産」のスパイラルに陥ってしまうのです。

2. プロが提案する!マップの本当に良い使い方
では、この「全国放置空き家増減率マップ」はどのように使うのが正解なのでしょうか?
それは、「未来の危機をいち早く察知し、先手を打つためのアラート(警報)」として活用することです。

① 実家や所有物件のエリアの「色の変化」を確認する
まずは、ご自身が所有している物件や、将来相続する予定の実家がある市区町村を検索してみましょう。今どのような色になっているかを確認します。

② 「白」や「薄い赤」の段階で危機感を持つ
まだ真っ赤に染まっていなくても、15年前と比べてじわじわと赤みが増している(=空き家率が上昇傾向にある)なら、それこそが「今すぐ動き出すべきサイン」です。「まだ大丈夫」ではなく、「今が一番高く売れる・活用できる最後のチャンスかもしれない」と捉えるのが賢明です。

③ 家族で「実家のこれから」を話し合うキッカケにする
空き家が放置されてしまう最大の理由は、「誰が引き継ぐか決まっていない」「思い出があって片付けられない」といった、家族間での「先送り」です。このマップを一緒に見ながら、「将来この家をどうするか」を具体的に話し合う材料にしてください。

3. 「早めの利用・処分」がもたらす3つの大きなメリット
「いつか考えればいいや」と放置せず、今から利用や処分(売却・解体など)を考えることには、驚くほど多くのメリットがあります。

メリット①:資産価値が高いうちに売却・活用できる
周囲の空き家がさらに増える前、つまり地域の需要がまだ残っているうちに動けば、買い手も見つかりやすく、希望に近い価格での売却や、安定した賃貸運営が可能になります。

メリット②:毎年の維持コスト・管理の手間から解放される
空き家は持っているだけで固定資産税がかかります。また、建物の老朽化を防ぐための換気、庭木の剪定、草むしりなど、維持管理のための交通費や労力は無視できません。早めに手放す、あるいは活用することで、これらの金銭的・心理的負担から解放されます。

メリット③:豊富な選択肢からベストな方法を選べる
建物は放置すると一気に老朽化が進みます。ひどく傷んでしまうと「大金を払って解体して更地にする」しか道がなくなりますが、状態が良いうちであれば、「そのまま売却する」「リフォームして貸し出す」「賃貸併用住宅に建て替える」など、多くの選択肢の中から最も得する方法を選べます。

まとめ:手遅れになる前に、まずは専門家への一歩を
「全国放置空き家増減率マップ」は、いわば私たちが所有する不動産の“健康診断”のようなものです。数値を客観的に見ることで、未来の資産価値を守るための行動を起こせます。

もし、ご自身の気になるエリアが少しでも赤くなっていたり、将来の実家の扱いに不安を感じたりした場合は、放置せずにぜひお早めに当社へご相談ください。

「売却したほうがいいのか?」「解体して更地にするべきか?」「リフォームして活用できるか?」をお客さまの状況に合わせて、親身になってアドバイスいたします。手遅れになって大損してしまう前に、まずは未来に向けた安心の一歩を踏み出してみませんか?

【無料相談・簡易査定受付中】
「ひとまず実家のエリアの状況を知りたい」「今後の選択肢を知りたい」という段階でのご相談も大歓迎です。お気軽に当社までお問い合わせください!